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チューブで中耳炎治療

滲出性中耳炎の治療で主に用いられる方法として、鼓膜にチューブを立てるという治療法があります。これには、切開後に切開穴が閉鎖して粘液が出きらない場合にまた切開を繰り返さなければならない事態を防ぐため、しばらくの間鼓膜に穴が開いている状態にし、空気の流れをよくすることで中耳の中の液の排出と粘膜改善を図る目的があります。
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もちろん聴力改善の効果もあることながら、しばらくチューブを立てることで密室状態だった中耳内部に風とおしをしたら、粘膜が非常に軽快するからという目的もあります。

また、反覆性中耳炎や難治性中耳炎の治療の際もチューブを使います。

これは、1歳前後の小児に多く、PRSPなどの細菌が原因となり中耳炎を繰り返すことでかかります。その際免疫力の上がる2歳半から3歳ごろまでチューブをつけ、中耳炎の予防や早期治療を目的としています。

大人の場合は局部麻酔でいいのですが、小児の場合局部麻酔でなあばれてしまうので全身麻酔を使うことになります。全身麻酔を言う点から100パーセント安全な手術とはいえませんが、リスクは極めて少ないと思われます。

また、チューブを立てている間は水泳はしないほうがいいでしょう。水泳では耳抜きというものがあるように耳管から空気の出入りがあって、一時的に中耳が陰圧になるので外耳の水が陰圧の中耳にチューブを通して入り込みやすいためあまり良くはありません。

チューブを入れることにより不快な難聴の症状の改善されます。

通院回数も中耳炎で通っているときより格段に減り、1ヶ月から2ヶ月に1度程度の受診でよくなります。また、チューブは半年くらいたつと自然に抜けるものですので再度取り出すための手術が必要といったことはありません。(チューブの抜ける時期には個人差があり、つけてもすぐに抜けてしまう人から2年以上チューブがついたままという人までさまざまです。かならずしも半年で抜けるというわけではありません。)

チューブが抜けた後の中耳粘膜も軽快して、自然に抜けた後も滲出性中耳炎が軽快している人が非常に多くみられます。

滲出性中耳炎などがひどくなってから大掛かりな手術をするより、簡単な手術でチューブを立てるという方法があることを知っておいてください。
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中耳炎の治療方法
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中耳炎とチューブ

滲出性中耳炎の治療も、症状が進んで大掛かりな手術をする前に、軽微なものならチューブを使った簡単な治療ができます。

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